2015年8月14日金曜日

「中国陶磁器の見方」

日本骨董学院 創立22周年記念
優雅な銀座会場と交通至便の中野サンプラザ会場

「中国陶磁の見方」

基礎編

  このたび日本骨董学院創立22周年記念といたしまして、念願の「中国陶磁器の見方」を開講することとなりました。講師には、私も在籍する東洋陶磁学会の会員で新進気鋭の中国陶磁研究家・新井崇之先生をお迎えします。
 新井崇之先生は明治大学博士課程、日本学術振興会特別研究員、史学会会員で、中国への国費留学生として、北京大学考古文博学院に2年半在籍し、その間中国各地の窯跡の発掘調査に携わるとともに、文献史学を基礎とし、さらに考古学、美術史学の手法を加えることで、中国陶磁史を研究されてきました。また自ら茶道や作陶を行い、陶磁器に対する理解に努めておられます若く真摯な研究者です。本講座では最新の中国本土の研究動向を踏まえながら、体系的かつ理論的に陶磁史を解説していただきます。広範囲で理解しにくい「中国陶磁器の見方」のポイントを楽しく学んでください。まさに中国経済の動向いかんでは今こそ勉強の最大のチャンスといえます。

◆ 下記内容の3回セットの講座です:   

第1回 皇帝の器の誕生 陶器と青磁 その黎明と発展
・ 陶器の時代(仰韶文化、龍山文化)から青磁の発生(灰釉陶器から原始青磁へ)
・ 南方青磁と北方青磁(越州窯、龍泉窯、南宋官窯、及び耀州窯、汝窯、鈞窯)について

第2回 単色釉磁の世界 モノカラーの美

・ 白磁の完成(邢州窯、定州窯)黒釉の茶器(建州窯、吉州窯)
・ 景徳鎮白磁(青白磁、枢府白磁、甜白)
・ 景徳鎮単色釉磁(紅釉、藍釉、緑釉、黄釉、黒釉)

第3回 青花と彩磁 絵を施した陶磁器

・ 絵を施した陶磁器(磁州窯、吉州窯、元代の景徳鎮窯)
・ 青花と彩瓷の系譜(明清期の景徳鎮陶磁) 宋代後の絵付けされた陶磁器について

◆ 日程と会場
下記の銀座(火曜午後2時から)、もしくは中野(日曜夜6時半から)の2つのコースからお選びください(一回90分の講座です):

銀座 火曜日コース 2:00p.m.開始
会場: ART FOR THOUGHT(カフェ・レストラン)
東京都中央区銀座8-10-4
和孝銀座8丁目ビル1F
営業時間:11:00-24:00
Tel/Fax:03-6228-5922

1回目 10月13日  2回目 11月10日  3回目 12月 8日
定員:25名(定員になり次第締め切ります。当日の直接参加はできません)

☆ 中野 祝日・日曜日コース 6:30p.m.開始
 会場: 中野サンプラザ
JR中野駅北口改札出て左正面徒歩1分 サンプラザ7Fにて受付

1回目 10月12日  2回目 11月 8日  3回目 12月 6日
定員:36名(定員になり次第締め切ります。当日の直接参加はできません)

◆ 参加費:
・ 各会場にての3回セット料金となります。
・ 日本骨董学院会員:15,000円(消費税込) 一般:18,000円(消費税込)
・ お申込みの皆様には銀行振込口座番号をお知らせいたします。

◆ お申込み方法:
電話・ファックス・メールn-kottou@js9.so-net.ne.jp または日本骨董学院 ホームページの連絡欄からアクセス願います。
・ 日本骨董学院 164-0001 東京都中野区中野4-11-1-507
・ 電話・ファックス:03-3387-8703(午後14時から18時までとなります) 
・ 必ずご名・連絡先・受講されたい会場名を記入・またはお伝えください。
・ ファックスおよびメールにてのお申込みにつきましては全日受け付けます。時間による受付順となりますのでご了承ください。(定休日は00曜日です)
・ 定員になり次第締め切らせていただきますので、お申し込みはお早めに!

◆ 今後、今回の参加者を優先的にご案内する応用編・上級編を予定しています。
   たのしい研修旅行も予定しています。ご期待ください!

日本骨董学院