2016年8月27日土曜日

中国陶磁器 特別講座 「元染付」

中国・元青花

その歴史と見方のポイント

特別2時間講座
世界のオークションで高値更新の中国が誇る最高の磁器

元朝(12711368)は、モンゴル族によって建てられた中国の王朝です。この時代、東西交流の活発化に伴う多民族文化の流入によって、様々な工芸品が生み出されました。なかでも、白磁に青い絵付けを施した「青花」は、その高い芸術性と後世への影響力から、美術史上極めて大きな意義を持っています。しかし元青花は、いつ頃どこで発生したのか、いまだに解明されておらず、謎が多い陶瓷器であることは、あまり知られていません。
そこで本講座では、繁栄を極めた元の歴史を軸として、さらに中国の最新の研究を踏まえた上で、景徳鎮に点在する生産地点やその管理体制など、元青花が生産された背景を把握します。そして、世界中の伝世品や出土資料を見ることで、多種多様な元青花に触れていきます。この機会に本講座を通じて、贋作の極めて多い元青花についての正しい理解を一層深めて頂きたいと思います。

日時: 2016918日(日曜日)午後630分開始 
     (830分終了予定)
場所: 京浜東北線 大井町駅下車・南口広場前
    LAVI ヤマダ電機奥のきゅりあん4
定員: 28名   
受講料: 2時間 5400円(税込)
お申込み:メール又は電話/FAXでお申し込みください。
電話/FAX:03-3387-8703 
     (ご氏名・電話番号をご明記/ご伝言ください。)



2016年5月25日水曜日

最近の猫の大福



 猫の大福がやってきて3年、もうすっかりここを我が家と思ってくれているようです。先日も講座の合間に原稿を書いている間、いつの間にか大ちゃんが椅子の上でうたた寝をしていました。

 手彫りの装飾が施された木製の古い貫禄ある椅子ですが、大ぶりな座面に貼られた革もほどよい感触になっていて座り心地がとても良いです。そこに冬は電気で暖かくなるクッションを置いてあげたら、それ以来すっかり大ちゃんのお気に入りの椅子になってしまいました。大ちゃんによく似合っています。
 このところ、椅子の前には骨董品の箱が積んであるのですが、そこになぜか手をついて寝ているのが、かわいくてつい写真を撮ってしまいました。



 大ちゃんは写真嫌いでカメラを向けるとわざと不幸そうな顔をしたり、ギャングみたいな柄の悪そうな顔をしてみたり、そっぽをむいたりしてしまうので、寝ている時がチャンスです。

 もうそろそ8歳になるのに、いつまでも赤ちゃんみたいにかわいい大ちゃんです。


2016年4月13日水曜日

金の成る木

 最近ベランダが花盛りです。
昨年末に中野ブロードウェーの地下商店街に買い出しに行った際にくじ引きで当たったゼラニウムが次々と真っ赤な花を咲かせてくれました。



 その下には、ミニ・シクラメンが大きく育って花をつけてくれました。一昨々年150円くらいで小さな鉢を買ったのですが、水をやらなかったりやりすぎたりで、すぐに萎れてしまい、放ったらかしにしてありました。すっかり枯れてしまったと思っていたのに、翌年から立派に葉を茂らせて、花を咲かせだしました。その翌年にはさらに豪華に花を咲かせ、勢いを増していきました。これに気をよくして益々水をやらないでいたら、今年は去年ほど立派な花付きではありませんが、それでもこれだけ咲いてくれています。


 そしてベランダの端に目をやると、いつの間にか巨大化した金の生る木が花盛りになっていました。多肉植物のようなもので、水をほとんどやらなくて良いと聞いて買ったのが3年ほど前。ずっと花が咲かなかったので、あきらめていたのですが、知らないうちにこんなに見事に!花は触るとちょっとべたべたするので、舐めてみたら微かに甘いです。蜜でしょうか。



 以前はミニバラ等の花々でベランダが賑わった時期もあったのですが、夏の暑い盛りなどにちょっと水を切らすと枯れてしまうので、だんだん荒れ放題になっていました。私には水をやる頃合いというものがわからないので、どうもうまくいきません。先日も変わった色合いのガクアジサイを見つけて買いたくなりましたが、枯らせてしまってはかわいそうなので、グッと我慢しました。

 その代わりに、このサボテンを買ってしまいました。玉翁(たまおきな)という品種らしいです。ホワホワの白っぽい毛で覆われていて、トゲが痛くないので、これなら猫の大ちゃんが匂いを嗅ぎに鼻を近づけても大丈夫です。まるで手毬に花冠をつけたような感じも気に入りました。


 こういう水を頻繁に与えなくて良い植物なら、僕の所でも元気に育ってくれそうです。エアープラントもなんとか枯れずウラングラスにちょうど収まっています。来年もベランダの花が咲いてくれるよう手抜きで見守ります。

2015年8月14日金曜日

「中国陶磁器の見方」

日本骨董学院 創立22周年記念
優雅な銀座会場と交通至便の中野サンプラザ会場

「中国陶磁の見方」

基礎編

  このたび日本骨董学院創立22周年記念といたしまして、念願の「中国陶磁器の見方」を開講することとなりました。講師には、私も在籍する東洋陶磁学会の会員で新進気鋭の中国陶磁研究家・新井崇之先生をお迎えします。
 新井崇之先生は明治大学博士課程、日本学術振興会特別研究員、史学会会員で、中国への国費留学生として、北京大学考古文博学院に2年半在籍し、その間中国各地の窯跡の発掘調査に携わるとともに、文献史学を基礎とし、さらに考古学、美術史学の手法を加えることで、中国陶磁史を研究されてきました。また自ら茶道や作陶を行い、陶磁器に対する理解に努めておられます若く真摯な研究者です。本講座では最新の中国本土の研究動向を踏まえながら、体系的かつ理論的に陶磁史を解説していただきます。広範囲で理解しにくい「中国陶磁器の見方」のポイントを楽しく学んでください。まさに中国経済の動向いかんでは今こそ勉強の最大のチャンスといえます。

◆ 下記内容の3回セットの講座です:   

第1回 皇帝の器の誕生 陶器と青磁 その黎明と発展
・ 陶器の時代(仰韶文化、龍山文化)から青磁の発生(灰釉陶器から原始青磁へ)
・ 南方青磁と北方青磁(越州窯、龍泉窯、南宋官窯、及び耀州窯、汝窯、鈞窯)について

第2回 単色釉磁の世界 モノカラーの美

・ 白磁の完成(邢州窯、定州窯)黒釉の茶器(建州窯、吉州窯)
・ 景徳鎮白磁(青白磁、枢府白磁、甜白)
・ 景徳鎮単色釉磁(紅釉、藍釉、緑釉、黄釉、黒釉)

第3回 青花と彩磁 絵を施した陶磁器

・ 絵を施した陶磁器(磁州窯、吉州窯、元代の景徳鎮窯)
・ 青花と彩瓷の系譜(明清期の景徳鎮陶磁) 宋代後の絵付けされた陶磁器について

◆ 日程と会場
下記の銀座(火曜午後2時から)、もしくは中野(日曜夜6時半から)の2つのコースからお選びください(一回90分の講座です):

銀座 火曜日コース 2:00p.m.開始
会場: ART FOR THOUGHT(カフェ・レストラン)
東京都中央区銀座8-10-4
和孝銀座8丁目ビル1F
営業時間:11:00-24:00
Tel/Fax:03-6228-5922

1回目 10月13日  2回目 11月10日  3回目 12月 8日
定員:25名(定員になり次第締め切ります。当日の直接参加はできません)

☆ 中野 祝日・日曜日コース 6:30p.m.開始
 会場: 中野サンプラザ
JR中野駅北口改札出て左正面徒歩1分 サンプラザ7Fにて受付

1回目 10月12日  2回目 11月 8日  3回目 12月 6日
定員:36名(定員になり次第締め切ります。当日の直接参加はできません)

◆ 参加費:
・ 各会場にての3回セット料金となります。
・ 日本骨董学院会員:15,000円(消費税込) 一般:18,000円(消費税込)
・ お申込みの皆様には銀行振込口座番号をお知らせいたします。

◆ お申込み方法:
電話・ファックス・メールn-kottou@js9.so-net.ne.jp または日本骨董学院 ホームページの連絡欄からアクセス願います。
・ 日本骨董学院 164-0001 東京都中野区中野4-11-1-507
・ 電話・ファックス:03-3387-8703(午後14時から18時までとなります) 
・ 必ずご名・連絡先・受講されたい会場名を記入・またはお伝えください。
・ ファックスおよびメールにてのお申込みにつきましては全日受け付けます。時間による受付順となりますのでご了承ください。(定休日は00曜日です)
・ 定員になり次第締め切らせていただきますので、お申し込みはお早めに!

◆ 今後、今回の参加者を優先的にご案内する応用編・上級編を予定しています。
   たのしい研修旅行も予定しています。ご期待ください!

日本骨董学院 




2014年10月20日月曜日

浅草の美味しい鰻屋さん 「鍋茶屋」

 少し前のことになりますが、前回の投稿に書いた浅草の「蛍堂」を訪ねた時に店主から教えていただいた鰻屋さんでお昼をいただきました。 浅草にお店を構えているだけあって、このあたりの美味しいお店をたくさんご存じです。仲見世界隈は平日でも観光客で賑わい、昼時はどこもすぐ満員になりますから、ちょっと喧噪から外れた「鍋茶屋」で鰻をいただくことにしました。


 なるほど、教えていただかないとちょっとわかりにくい場所です。繁華街ではないので、浅草に遊びに行って偶然とおりかかる確率は低そうです。ちょっと早め着いて時間をつぶし、開店と同時に一番乗りです。 「蛍堂」の店主から聞いていた通り、掃除の行き届いた店内は小ざっぱりとしていて気持ちいいです。次々と客が来店し、あっという間に小さな店内は満席になりました。品書きは色々ありますが、今回は初めてなので、3種類あるランチメニューからうな丼を選びました。「注文を受けてから作るので、時間がかかります」と注意書きが添えられています。どのくらいまつのかな~と楽しみにお茶をすすりました。


 そうして待つことなんと30分!本当に待つんだな~!でも、その甲斐はありました。本当に美味しかったです。ふんわりと蒸してから炭火で外側をカリッと焼いた関東風で、タレの味わいも申し分ありません。ちょっと小さいですが、ランチのうな丼はたったの1000円なので、文句はありません。デザートのフルーツまでついて、かなり頑張ってます。


 ランチメニューは、他に鳥丼、正肉・レバー・つくねの三色鳥丼もあり、おしんことお吸い物がついてどれも1000円です。鰻丼の美味しさから想像するに、どれもきっと美味に違いありません。時間に余裕のある時にまた行ってみたいです。できれば夜にでも行って、たっぷりとこの鰻を
堪能するのが夢です。

http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13043304/dtlrvwlst/5206640/

2014年9月17日水曜日

「東京蛍堂」 浅草で大正・昭和のレミニッセンスに浸る

オーナー夫人手書きのガラスのサイン
  久しぶりに浅草に行って来ました。祭日で仲見世通りは大賑わいです。
六区の方まで足をのばし、通り沿いに掲げられた浅草から世に出たコメディアン達の写真を眺めながら散歩。この通りに面して、ちょうど建物と建物の間に、古物商店「東京蛍堂」があります。
この路地の奥に「蛍堂」が・・・
  ちょっと奥まっているので、ともすれば見落としてしまいそうですが、路地の入口の「モボ・モガ御用達の店」という看板と着物を纏ったマネキンが目印です。
 
  表通りからは店の中が蔭になって見通せませんが、ほんのりと電燈がいくつか灯っています。店名の由来とは関係ないのかもしれませんが、まるで蛍のような光につられてこの路地の突き当りまで進むと、まるでレースのようなもみじの葉の間から、「蛍堂」の可愛い照明が迎えてくれます。

  ここから先は、大正・昭和ロマンのラビリンスです。いくつもの小部屋が上へ下へと続きます。ここではとてもご紹介しきれないほど、ありとあらゆる種類の商品が詰まっています。

  どこも、キチンと分類され、見えないところまで細心の注意を払ってセンス良くディスプレイされているのですが、堅苦しさは全くありません。それも、ここのオーナーご夫妻の温かいお人柄のせいだと思います。

ジェントルマンのクロゼット

  美男美女の素敵なカップルですが、大変な働き者です。驚いたことに、この店の改装の大部分をご自分達の手でやってのけたそうです。完成度の高さにも関心させられます。誰の真似でもない、完全な「蛍堂」ワールドを作り出しています。
実物はもっと色のきれいなタイル張りです。

  上の写真は、昔懐かしいタバコ屋さんの入口に使われていたものだそうです。緑の色合いが美しいタイルがまだ完ぺきに残っていて、その上は本来タバコがディスプレーされ、カウンターの上にはガラス窓があった筈です。僕が子供の頃には、この奥におばあちゃんが座って店番をしていて、客が来るとガラス窓を開けて応対する、というのがタバコ屋さんの定番スタイルでした。今はもうほとんど見かけなくなりましたが、このカウンターももう少しで取り壊されるところをオーナー夫妻が救い出したそうです。上部のガラスケースは他のものを上手に組み合わせて素敵な演出をしています。電話機一つとってもこの店にピッタリの雰囲気のものをさりげなく配置しているので、全てが違和感なく溶け合っています。
ベスト姿がさまになる、ダンディーな店主

  ここまで築き上げるのは大変であったと思いますが、本当に好きなことを、情熱を持ってなさっているからこそ実現できたのでしょう。ご夫婦で夢をかなえて行く楽しさが、このお店にワクワク感をもたらしているのだと思います。実に楽しいお店です。浅草にいらしたら、是非訪ねてみてください。

2014年4月6日日曜日

A-ラインセンス (A-Licence)中野ブロードウェー、この春新装開店!

1966年創業 A-ライセンスは中野ブロードウェー2階
レーシングカーの上に寝そべるドライバーのイラストが新しい壁を飾ります。

 A-ライセンスが改装完了したので、3月に行ってきました!
中野ブロードウェー2階のこの喫茶店については、2012年1月25日付けで投稿したことがあるのですが、今年すっかりきれいに生まれ変わりました。
こざっぱりと明るくなり、喫煙席と禁煙席が分かれてスモーカーは気兼ねなく煙草を吸い、ノン・スモーカーは煙に悩まされることなく、ますますくつろげる空間となりました。
先代ゆかりのカーレースにまつわる品々も、ちゃんと残されているのが嬉しいです!
レトロな食品見本の並んだ楽しいウィンドウがきれいサッパリなくなり、タイヤも片づけられてしまったのはちょいと寂しかったですが、お店の入り口の壁に見覚えのあるイラストを見つけて、ホッとしました。レーシングカーの上でドライバーが寝転んでいる絵。これは以前使われていたオリジナルのコーヒーカップに描かれていたものです。

 天井を見上げると、世界各国のレースのサーキットがちゃんと飾られています。以前より形がはっきり見えます。マニアックなラインアップです。シチリア島のTarga Florio(タルガ・フロリオ)もあります。この狭く紆余曲折した公道での自動車レースの優勝者に大会後援者のフローリオ家から授与された牌はタルガ(楯)と呼ばれたそうです。しかし、参戦する車の性能があがるにつれ、この過酷なレース・コースでの危険性も高まり、ついには死者を出す大事故が発生。これが原因で1977年、タルガ・フォーリオは、最も古い国際的なスポーツカー・レースとしての歴史に終止符を打たれました。でも、A-ライセンスの天井から消えることはありません。


上左から、富士スピードウェー、Jaramaハラマ(マドリード北部)、Daytonaデイトナ・インターナショナル・スピードウェー(米・フロリダ州)
下左から、Watkins Glenワトキンズ・グレン・インターナショナル(米・ニューヨーク州)、Indianapolisインディアナポリス・モーター・スピードウェー(米・インディアナ州)、Brands Hatchブランズ・ハッチ(英・ケント州)
鈴鹿の下に、伊・シチリア島のTarga Florio(タルガ・フロリオ)、
その右上はMonacoモナコ
 ヨハネスブルグの高地にあるキャラミ・グランプリ・サーキット(Kyalami Grand Prix Circuit)は、1977年にトム・プライスがわずか27歳の若さで事故死したF1南アフリカグランプリが開催された所です。当時わずか27歳だったイギリス人ドライバーの命を奪う壮絶な事故の原因となったのは、このコースの高低差の激しさでした。その後同サーキットは大幅改修されていますが、A-ライセンスの天井では、旧コースの形を見ることができます。

Kyalamiキャラミ・グランプリ・サーキットの1961年から1988年までのオリジナル・コース。
その下は、Nurburgringニュルブルクリンク(ドイツ北西部)。
1964年8月にここで開催された西ドイツGPがホンダのデビュー・レース。
右隣はHermanos Rodriguezエルマノス・ロドリゲス(メキシコ・シティー)。
1965年のエルマノスでのメキシコGPで、ホンダRA272(ドライバーはリッチー・ギンサー)が初勝利を飾る。タイヤメーカーのグッドイヤーにとっても名誉の初勝利であった。
下はSpa Francorchamps Circuitスパ・フランコルシャン・サーキット(ベルギー)
壁にもレースにまつわるポスターや以前は店の奥にあってよく見えなかったメモラビリアが額に入れられて鑑賞しやすくなりました。


一番上は処女作のRA271(1964),
一番下はウィリアムズFW10(1985)
70年代の通行証がビッシリ
僕はまた大好きなハンバーグ・ランチを注文しました。メニューに変更はないみたいだし、味も以前と変わらずとても美味しいです。ふっくらとジューシーなハンバーグにトロリとかけられた美味しいソース、塩加減も程よいポテトサラダ、旨味のあるスープ、どれも昔のままで大満足です。
精悍なご主人が、美しい夫人と共にこの大切なお店を続けて行ってくれるのが嬉しいです。

どのお料理も美味しいです。
この写真は2014年3月に撮影したので、その後、新消費税などでお値段は変更されている可能性があります。

こちらも2014年3月現在のメニューですので、ご了承ください。