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1966年創業 A-ライセンスは中野ブロードウェー2階
レーシングカーの上に寝そべるドライバーのイラストが新しい壁を飾ります。 |
A-ライセンスが改装完了したので、3月に行ってきました!
中野ブロードウェー2階のこの喫茶店については、2012年1月25日付けで投稿したことがあるのですが、今年すっかりきれいに生まれ変わりました。
こざっぱりと明るくなり、喫煙席と禁煙席が分かれてスモーカーは気兼ねなく煙草を吸い、ノン・スモーカーは煙に悩まされることなく、ますますくつろげる空間となりました。
先代ゆかりのカーレースにまつわる品々も、ちゃんと残されているのが嬉しいです!
レトロな食品見本の並んだ楽しいウィンドウがきれいサッパリなくなり、タイヤも片づけられてしまったのはちょいと寂しかったですが、お店の入り口の壁に見覚えのあるイラストを見つけて、ホッとしました。レーシングカーの上でドライバーが寝転んでいる絵。これは以前使われていたオリジナルのコーヒーカップに描かれていたものです。
天井を見上げると、世界各国のレースのサーキットがちゃんと飾られています。以前より形がはっきり見えます。マニアックなラインアップです。シチリア島のTarga Florio(タルガ・フロリオ)もあります。この狭く紆余曲折した公道での自動車レースの優勝者に大会後援者のフローリオ家から授与された牌はタルガ(楯)と呼ばれたそうです。しかし、参戦する車の性能があがるにつれ、この過酷なレース・コースでの危険性も高まり、ついには死者を出す大事故が発生。これが原因で1977年、タルガ・フォーリオは、最も古い国際的なスポーツカー・レースとしての歴史に終止符を打たれました。でも、A-ライセンスの天井から消えることはありません。
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上左から、富士スピードウェー、Jaramaハラマ(マドリード北部)、Daytonaデイトナ・インターナショナル・スピードウェー(米・フロリダ州)
下左から、Watkins Glenワトキンズ・グレン・インターナショナル(米・ニューヨーク州)、Indianapolisインディアナポリス・モーター・スピードウェー(米・インディアナ州)、Brands Hatchブランズ・ハッチ(英・ケント州)
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鈴鹿の下に、伊・シチリア島のTarga Florio(タルガ・フロリオ)、
その右上はMonacoモナコ |
ヨハネスブルグの高地にあるキャラミ・グランプリ・サーキット(Kyalami Grand Prix Circuit)は、1977年にトム・プライスがわずか27歳の若さで事故死したF1南アフリカグランプリが開催された所です。当時わずか27歳だったイギリス人ドライバーの命を奪う壮絶な事故の原因となったのは、このコースの高低差の激しさでした。その後同サーキットは大幅改修されていますが、A-ライセンスの天井では、旧コースの形を見ることができます。
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Kyalamiキャラミ・グランプリ・サーキットの1961年から1988年までのオリジナル・コース。
その下は、Nurburgringニュルブルクリンク(ドイツ北西部)。
1964年8月にここで開催された西ドイツGPがホンダのデビュー・レース。
右隣はHermanos Rodriguezエルマノス・ロドリゲス(メキシコ・シティー)。
1965年のエルマノスでのメキシコGPで、ホンダRA272(ドライバーはリッチー・ギンサー)が初勝利を飾る。タイヤメーカーのグッドイヤーにとっても名誉の初勝利であった。
下はSpa Francorchamps Circuitスパ・フランコルシャン・サーキット(ベルギー)
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壁にもレースにまつわるポスターや以前は店の奥にあってよく見えなかったメモラビリアが額に入れられて鑑賞しやすくなりました。
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一番上は処女作のRA271(1964),
一番下はウィリアムズFW10(1985) |
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70年代の通行証がビッシリ |
僕はまた大好きなハンバーグ・ランチを注文しました。メニューに変更はないみたいだし、味も以前と変わらずとても美味しいです。ふっくらとジューシーなハンバーグにトロリとかけられた美味しいソース、塩加減も程よいポテトサラダ、旨味のあるスープ、どれも昔のままで大満足です。
精悍なご主人が、美しい夫人と共にこの大切なお店を続けて行ってくれるのが嬉しいです。
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どのお料理も美味しいです。
この写真は2014年3月に撮影したので、その後、新消費税などでお値段は変更されている可能性があります。
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こちらも2014年3月現在のメニューですので、ご了承ください。 |