2013年2月23日土曜日

タコの一番好きな「つけそば」大勝軒・中野南口店

大勝軒のつけそば「スペシャル」 750円
  しばらくぶりに中野のおいしい店について書きます。僕は昔から「つけ麺」が好きで、25年ほど前に代々木に住んでいた当時は、西武新宿線の野方にあった「大勝軒」まで車で食べに出かけたものでした。やはり食道楽の、小学校時代の幼馴染の悪ガキ仲間の小林にばったりと再会したのも、この店でした。何十年ぶりかにお互いの顔を見て、「オォ、小林!」「オォ、タコか!」ということになったのです。つけそばが持つ縁です。以来、今でも他の2人を加えて4人の悪ガキ仲間が集まって飲み会をしてます。野方駅から3分くらいの場所にあったその店の野菜つけ麺、ニラつけ麺は抜群の味でした。もう店主が老齢でということで閉店しましたが、惜しいことでした。

 それから気になったところで「つけ麺」(つけそば)をいろいろ食べ歩いてきましたが、今回紹介する中野の南口の大勝軒を知ってからは、ほかの店には行けなくなりました。 JR中野駅南口を出て右側に丸井がありますからその前の中野通りに沿って30秒ほど奥に歩くと、道が小さく右斜めに二手に分かれますが、その分岐点角に「大勝軒」があります。水曜休みです。

 11人座るといっぱいの小さい店ですが、つけ麺は抜群の味です。僕は「スペシャル」という、ゆで卵やメンマ、ネギ、チャーシュウの厚切りの具がたくさん入っているつけそばが特に気に入り、行くといつもこれを注文します。750円です。普通のつけそばは480円。いずれも美味しいです。

  この店は、他の数多い「つけそば」のまさに元祖で、きけば野方の「大勝軒」も親戚筋らしいのです。なるほど、おいしいところはつながっているんだと思いました。また池袋の大勝軒も有名ですが、そこの店主の山岸一雄氏もここで修行したとされています。この店の創業は昭和26年。坂口正安氏が中野の橋場町(今の中央5丁目)で開業したそうです。タコも小学生1年から4年頃まで、この辺りを歩いていました。なんとなく記憶に残っているラーメン店です。今は現在の場所で営業してますので、とにかくおいしいものは、実際に食べていただかねばなりませんから、一度チャレンジしてみてください。こう書いている今も食べに行きたくなっているほど、美味しい店です。僕の好きな前述の「スペシャル」つけそばは野方の今はなくなった「つけそば」に匹敵するうまさです。 麺も太めでコシがあって汁がよくカラむ。特にそばを平らげたあとのつけ汁にスープを足してもらって飲む味は最高です。

〆はつけ汁をスープで割って飲んで大満足!

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