2012年4月8日日曜日

門前仲町・富岡八幡宮骨董市と上野の桜


 
今日はよく晴れた日曜だったので、富岡八幡宮の骨董市に朝寄ってみました。東西線沿線の門前仲町にあるので、僕の住む中野からも行きやすく、よく訪れる骨董市の一つです。まだ花冷えでしたが、日が差しているのであちこち見て歩いているうちにポカポカしてきました。


 露店主達は、早朝から店開きの準備をするので、防寒対策もしっかりしています。日陰だと昼でも寒いので、膝かけをして座っています。正面入り口から入った参道の他、脇の通りにもお店が沢山並んでいます。売られているものは、焼き物、写真、玩具、大工道具、古伐、盆栽、西洋アンティークなど様々。訪れる人の中には、大正時代風の着物姿の方から、レトロな服装の西洋人まで千差万別でなかなかおもしろいです。懇意のお店に新羅土器の花活けにいい作品があり購入しました。
 寛永4年(1627年)に創建された富岡八幡宮への参拝者も多く、今日は結婚式も行われていました。神前に立つ白無垢と紋付き袴の新郎新婦の緊張した後ろ姿がかわいらしかったです。こういう結婚式も良いものだな、と思いました。


 午後からの仕事に向かう前に、門前仲町で腹ごしらえをしていくことにしました。深川と言えば、アサリやハマグリを炊き込んだ深川飯や、同じくアサリやハマグリ、ネギなどを煮た味噌汁をかけた深川丼が名物です。江戸時代に深川の漁師が食べたのが始まりと聞いています。タコも好きです。下の写真は、行きつけの店ではありませんが、境内の中の小さな桜の木を撮りたくなりました。


 今日は新鮮なお刺身が食べたくて、「富水」(とみすい)に行きました。富岡八幡からすぐ近くのお魚屋さんが経営しているので、新鮮です。 


 とてもシンプルな食堂ですが、メニューは豊富です。刺身、焼魚、煮魚、どれもおいしいです。
 フライも得意です。例えば、牡蠣フライ定食は、カラッと揚がった見事に大ぶりな牡蠣がたっぷりと盛られてきます。サクサクの衣の中に包まれた、ジューシーなアツアツの牡蠣!最高です!
 でも、最近ちょっとこってりしたものを食べすぎているので、今日はお刺身定食。数種の刺身の盛り合わせと、ご飯とみそ汁、そしてシラス少々と海苔と漬物の乗った盆が運ばれてきます。あれこれ細かい小鉢がついてくるようなことはありません。しかし、メインの刺身は鮮度が高く、厚切りで身が締まっていておいしいので、満足できます。お陰で午後もすっきりと仕事できました。

富水 03-3630-0697 (不定休)
平日: 昼11:00~14:00、 夜17:00~21:00
土曜: 昼11:00~14:00、 夜17:00~20:00
日曜: 昼11:00~14:00、 夜17:00~20:00


 上野の国立博物館で新現役ネットのクラスの法隆寺館実習(金銅仏研究)を行ったのですが、お陰で満開の上野の桜も見ることができました。きれいな桜でしたが、すごい人でした。




東京と近郊の骨董市情報 
http://www.kottou-gakuin.com/KottouichiInfo.html

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